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知代の性活
第2章 五月 徐々に感度を上げていく体
 中山は知代の背中に手を回すと、ブラのホックを外し、上にずらした。
 反射的に隠そうとする知代の手をどけ、ついに見ることが出来た知代の胸を、感動を持って見つめた。

 Eカップの恋人の胸と比べて、まるで別物のような気がした。
 こちらに迫ってくるような圧迫感のある恋人の胸に比べて、知代のささやかな膨らみは、とても可愛らしかった。
 胸の大きさに対して、乳首の大きさは普通だったが、小さな胸の中のその乳首は、まだ穢れがほとんどなく、綺麗なピンク色をしている。
 胸が小さい分、乳首が比較して大きく見え、それがいっそういやらしかった。

 その乳首を囲む乳輪は綺麗な円を描いていて、きちんと中央に乳首が勃っている。
 乳房との境界線がぼやけてしまうほど、淡いピンクの色の乳輪と、恥ずかしげに勃起した乳首。
 
 我慢の出来なくなった中山は、その乳首にむしゃぶりついた。

「あ…んっ…」

 知代の体が小さく震え、唇から喘ぎの声が漏れる。
 まだ男に媚びる声を出せない、不器用な知代の喘ぎは、逆に男を興奮させる。

 乳首を舌で転がすたび、知代の体がビクビクと揺れる。
 もう片方を手で揉みつつ、乳首を吸い、甘く噛み、小さな乳房を舐め上げ、乳輪を舌でなぞる。

 小さいながらも張りがあり、柔らかい中にも少女の胸特有の堅さを残している。
 この年頃にしかない、少女から大人へと成長途中の胸。

 中山は思いつく限りの方法で、知代の胸を弄ぶ。

「あ…う、うっ…」
「体がビクビクしてるよ。敏感なんだね」
「そんなの…んっ…知らない…く、んっ…」

 目を閉じ顔を伏せ、知代はその責めに耐えている。
 胸へのガードで手一杯になったか、知らず中山の手が腰を抱き寄せて、太ももに手が伸びていることにも気が付かないでいるようだ。
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