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知代の性活
第4章 七月 少年達の果てない性欲
 少年二人は知代に迫りながら、見せて見せてと繰り返す。

 ちらりと時計に目をやる。もうすぐ午後二時になる。
 共働きとはいっても、和也と雄二の母親はパートだから、そんなに遅い時間まで働くことはないだろう。
 
 お母さん、何時に帰ってくるって言ってたかな…?

 そうだ、二時まで仕事で、パート先のスーパーで買い物をして、三時には帰ってくる、と言っていた。

 つまり、あと一時間。

 和也の部屋は、二階建ての一軒家。
 和也と雄二の部屋は、それぞれ二階にある。

 このまま少年達に騒がれていたら、母親が帰ってきた時に気が付けないかもしれない。
 しかも、パートは店の混雑具合によって、早上がりになる日もある、と母親がぼやいていた、と和也が言っていた。

 もう、いつ帰って来てもおかしくない。

 このまま押し切られて脱がされて、そこに母親が帰ってきて、この部屋に入ってきてしまったら…?

 恥ずかしい思いをするのはもちろんだが、和也に迷惑がかかるし、変な誤解をされてしまうだろう。

 それはいやだった。

 もう時間はない。

 この場を収めるには、脱いで、ほんの少しだけ見せればいい。
 それがいちばん有効だ。

 そうは思っても、決断が出来ない。
 彼氏にもまだ見せていない体を、弟に先に見せることになる。

 少年達は、見せて、脱いで、と迫ってくる。

 …仕方がない。

 知代は決意した。

「…分かった。見せてあげる。でも、ちょっとだけだよ」
「うん」
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