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知代の性活
第4章 七月 少年達の果てない性欲
 女性経験のない少年達の口撃は、知代を感じさせるような責めではなかった。本能のまま、性欲のまま乳首にむしゃぶりついているだけだ。
 それでも、この同時に責められ生まれる快感に、知代のガードはところどころに綻びを生む。

 じわじわと、快感に潰されていく。

「おい、雄二」
「え…」

 びくり、と体を震わせて雄二が答える。
 泣きそうになりながらも、雄二はしっかりと知代の喘ぐ姿を見ていた。

「パンツ脱がせちゃってよ」
「えっ!?」

 今度は知代が声を上げた。

「マンコ見てみたい。オレ達が押さえてるから」
「で、でも…」
「早く」

 言葉どおり、良平と正志は左右から、知代の体を上から押さえ込む。

「いやっ!」

 知代は思わず悲鳴を上げてから、窓が全開になっているのを思い出す。
 大声を出すのはまずい。

 仮に、全く関係のない第三者が助けに来てくれたとしても、この裸同然の姿を見られることになる。

 それも、いやだ。

 じたばたと抵抗してみるも、体重をかけるように押さえられ身動きすら満足に取れない。

 雄二はついに涙を流しながら、良平に命じられるまま、知代の腰、下着のゴムの部分を掴む。

「いや…だめっ! お願い、良平君…っ!」

 中学生の頃から知っている彼氏の弟に、今、下着を脱がされようとしている。

 知代は悲しくて涙が溢れた。

 知代ちゃん、ごめん。

 雄二は小さな声で言うと、一気に下着を下ろす。
 もっとよく見えるように、と言いながら、良平と正志が足を思いっきり大きく開かせる。
 
「いやぁっ!」

 知代の、まだほとんど処女の割れ目が、三人の少年の前に開かれた。
 乳首を執拗に攻められたせいか、しっとりと湿っている。

 まじまじと、少年達はそこを見つめる。

 恥ずかしさと悲しさとで、知代は両手で顔を覆う。

 見えない中で、誰かの指が中に入ってきた。
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