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彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第9章 ♡chocolateより甘く蕩けて~海斗&莉愛菜~
ご飯を食べて、海斗に連れられて一緒にお風呂に入った。
いつまでたっても、一緒にお風呂ってドキドキする。
そして今、お風呂上がりでのんびりとソファーに座ってるところ。
もちろん隣には海斗があたしの腰に手を回してぴったりと寄り添ってる。
渡すなら今だよね。
チラッと横の海斗に目をやる。
海斗は仕事がハードだったのか、今にも寝そうにウトウトしてる。
「海斗?眠い?」
仕事大変なんだな。
心配になるけど、こんな無防備な海斗を見れる事が嬉しくもあったり。
だって、こんな姿見せてくれるのはあたしだけでしょ?
スースーと寝息を立て始めた海斗に愛しさがこみ上げて、そっと頬にキスをおとした。
そしてソファーに海斗を寝かすと毛布を掛ける。
少しだけあそこで寝かせてあげよう。
ベッドには後で起こして連れて行けばいい。
あたしは明日の海斗のスーツを用意しにそっとリビングを出た。