この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第9章 ♡chocolateより甘く蕩けて~海斗&莉愛菜~



モヤモヤした気持ちを抱えたままリビングに戻る。


「どうしようかな…」


まだ、あたしは肝心な物を渡せていない。


ソファーに回り込むと、海斗はまだスヤスヤと寝息を立てていた。

その傍に座り込み、海斗の寝顔を見つめる。

このまま寝かせておいてあげたいけど。



「起きてくれなきゃ渡せないよ。」


テーブルの上にはもう準備してあるんだけどな。


海斗の綺麗な寝顔を隠してる前髪をそっと払ってあげると


「……っ!」


いきなり手首を掴まれた。


「か、海斗ごめん。起こした?」

のそのそと起き上がる海斗に言う。




「俺が起きなきゃくれないんだろ?」


ニヤリと笑って言われた。



き、聞いてた?!



あたしは独りごとを聞かれた罰の悪さに俯いた。


「莉愛菜?」

優しく名前を呼ばれて、あたしはそっとテーブルに手を伸ばした。


「海斗、これ…」

「ん?」





/195ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ