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彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第9章 ♡chocolateより甘く蕩けて~海斗&莉愛菜~
チョコを美味しそうに食べてくれる海斗を見て嬉しくなる。
「良かった。海斗気に入ってくれて。」
「あぁ、これなら俺も食べられる。」
「おいしい?」
「うまいよ。…ん?食ってみるか?」
あたしは味見したからいいと言おうとしたけど、海斗は自分の口にチョコを含んだままあたしを抱き寄せ唇を重ねた。
「んっ?!うぅっ…ふ」
容赦なくあたしの唇をこじ開け、舌を捻じ込ませる。
逃がさないとばかりにあたしの後頭部に手を添えて深いキスをする海斗にあたしは翻弄された。
海斗の舌が入ってくるのと同時に感じた甘さ。
海斗がチョコレートを口移しで食べさせようとしてる。
あたしの舌を追いかけて、絡まっては吸い付く海斗の動きに合わせてチョコが口の中を動き回る。
そしてあたしと海斗の熱で溶けたそれは甘いキスをより甘くし、ブランデーの仄かな香りで更に二人を酔わせた。