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彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第4章 焦がれる~海來~


そんな兄ちゃんは、なぜか莉愛菜の気持ちに関してはとっても自身があった。

だから俺は何度も小さい頃から、

”莉愛菜は兄ちゃんのだから、海來は手を出すなよ”

ってまるで洗脳するように言われたっけ。

だからか、今莉愛菜にあっても莉愛菜を抱きたいとか想わないな。

女として見てないわけじゃない。

でもどっちかと言ったら、やっぱり妹。

うん、そんな感じ。



それにね、俺だってずっとこんなチャラいわけじゃないんだよ。

俺にだって、恋愛経験くらいあるし。

ただ、俺もやっぱり子供だったってことなのかな?

何が正解だったのか?

どこから間違っていたのか?

もう、なにもわからない。

ただ、ふとした時に思い出す

頭から離れないんだ

忘れたつもりでも、忘れてないみたい

他の子を片っ端から抱いたって離れない

何でかな?

どうしたか解放されるだろう?

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