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イマージュ
第5章 あなたが一番愛しているのは私
しかし、なんだ? 「しないとマズい」ってどういうこと?
罰ゲームかなんか?
「……ミチル、あのさ」
「う、うん……来てくれる?」
「してほしいこと、先に言ってもいい?」
「いいよ! 準備しとくから!」
尻尾をパタパタ振っているのが目に浮かぶようだ。
「本当? 嬉しい~! えっとねぇ……」
私はわざとらしい甘え声をミチル犬に聞かせてやった。そして大きく息を吸い込む。ミチルは尻尾パタパタ。
「二度とかけてくんな! 寝ろ!」