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イマージュ
第5章 あなたが一番愛しているのは私
プッ!
ケータイを充電器に戻してベッドに潜り込む。不可解な電話だったが、理由は明日学校ででも聞けばいい。
時間が時間だし、レポートに時間がかかったせいで、いつもより就寝が遅かったのだ。安眠は何より大切なのよ。
RRRRRRR!
ぐえあ! しまった。そう来るか!
起き上がってケータイを見る。
やっぱミチルだ。私はミチルを特別な着信に設定していない。
でも、見るまでもなくタイミング的にミチルだとはわかっていた。
しつこいなー。