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イマージュ
第5章 あなたが一番愛しているのは私

「なによ! 日本語わからないの? か・け・て・く・る・なっ・つったでしょ! もう寝るんだから! っていうか、寝てるの! もう、とっくに!」
「……頼むよ、少しだけでいいからさ」
なんかすごい情けない声だ。声だけじゃなくて言ってることも情けない。
先っちょだけ、とか言いだしそうだ。
「ね、ジュン……おねがいっ!」
「死ねっ!」
「うん、死ぬ。死ぬんだよ、俺。お前とヤんないと……」
うざっ……
「……死ねばいいじゃん」
「嘘だろ……お前、俺が死ねばいいとか、本気で思ってんの?」

