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イマージュ
第11章 そこにいるから

 だが、不思議と落ち着いてもいた。

 記憶を失う前、自分がどんな奴だったかは知らないが、けっこう前向きな奴だったんじゃないか。

 記憶なんて後ろ向きなもの、なくたってなんとでもなるさ。
 そうも思える自分がいた。

 俺は城戸充。大学三年生。

 遊びに行った大学の先輩の家で、ソファの上に取りつけてあった巨大なスピーカーに、勢いよく立ち上がった瞬間、頭をぶつけて気を失ったらしい。

 ちょっと笑える。
 よっぽど慌ててたみたいだな、俺とやらは。
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