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愛が欲しかったんです。
第9章 彼の家へ
「杏ちゃん脚ガクガクだったね…?気持ちよかった……?」
ホームに降りるなり耳元で囁かれる。
私は声が出ず、こくりと頷いた。
「俺も気持ちよかったよ…またしようね…。」
また、こくりと頷く私。
こんなことしては駄目、そう思っているのにやめられない。
こんな関係でもいいからこの人と繋がっていたい、そう思っていたのだろう…。
この日はお洒落なイタリアンレストランでご馳走になった。
駅からレストランまでの道はカレカノかのように手を繋いで歩いた。
レストランでは彼が丁寧に取り分けてくれる。
彼がハワイに行った写真を見せながら色んなことを話してくれる。
それに対して私が相槌を打つ。
はたから見たらカレカノじゃない…?
周りの人に私たちのことはどう見えているのだろう…?
ご飯を食べながらも、話をしながらも周りの目を気にする私であった。
ホームに降りるなり耳元で囁かれる。
私は声が出ず、こくりと頷いた。
「俺も気持ちよかったよ…またしようね…。」
また、こくりと頷く私。
こんなことしては駄目、そう思っているのにやめられない。
こんな関係でもいいからこの人と繋がっていたい、そう思っていたのだろう…。
この日はお洒落なイタリアンレストランでご馳走になった。
駅からレストランまでの道はカレカノかのように手を繋いで歩いた。
レストランでは彼が丁寧に取り分けてくれる。
彼がハワイに行った写真を見せながら色んなことを話してくれる。
それに対して私が相槌を打つ。
はたから見たらカレカノじゃない…?
周りの人に私たちのことはどう見えているのだろう…?
ご飯を食べながらも、話をしながらも周りの目を気にする私であった。