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愛が欲しかったんです。
第10章 彼との初夜〜2014.12.
その後も何回か会ったし、LINEでのやりとりもあったのだが、
もう2年以上前の話になるのでトーク履歴がなくなってしまいました。
毎回駅で待ち合わせ電車に一緒に乗り痴漢プレイを行う。
そんなある日一緒にご飯を食べていたときのことだった。
「さやかさんって知らない?
杏ちゃんと同じ大学だと思ったんだけど…
一つ上の先輩。」
ご飯を食べていた手が止まる。
誰…それ…。
必死で笑顔を浮かべて訊き返す。
「誰ですか?私知らないです…。」
「すごく綺麗で素敵な女の子なんだよ?」
「え〜、今度探してみますね!」
なんだ、私だけじゃ…ないんだ…。
そのさやかさんって人も私と同じように痴漢プレイをして、
たっちゃんの家にいってエッチしているのだろうか…?
自分だけ。
変態プレイをしているけれど愛されているのは私だけ、って信じてやまなかったのに…。
痴漢プレイなんてバレたらタダでは済まされない。
それでも彼に愛されるために我慢してやったのに。
心にぽっかりと穴が空いてしまった。
その日は公園を歩いてお開きになった。
彼は野外プレイでもしようと思ったのだろうが、人通りも結構あり何より私が浮かない顔をしているのを感じたのだろう。
何もせず、またね。と帰してくれた。
もう2年以上前の話になるのでトーク履歴がなくなってしまいました。
毎回駅で待ち合わせ電車に一緒に乗り痴漢プレイを行う。
そんなある日一緒にご飯を食べていたときのことだった。
「さやかさんって知らない?
杏ちゃんと同じ大学だと思ったんだけど…
一つ上の先輩。」
ご飯を食べていた手が止まる。
誰…それ…。
必死で笑顔を浮かべて訊き返す。
「誰ですか?私知らないです…。」
「すごく綺麗で素敵な女の子なんだよ?」
「え〜、今度探してみますね!」
なんだ、私だけじゃ…ないんだ…。
そのさやかさんって人も私と同じように痴漢プレイをして、
たっちゃんの家にいってエッチしているのだろうか…?
自分だけ。
変態プレイをしているけれど愛されているのは私だけ、って信じてやまなかったのに…。
痴漢プレイなんてバレたらタダでは済まされない。
それでも彼に愛されるために我慢してやったのに。
心にぽっかりと穴が空いてしまった。
その日は公園を歩いてお開きになった。
彼は野外プレイでもしようと思ったのだろうが、人通りも結構あり何より私が浮かない顔をしているのを感じたのだろう。
何もせず、またね。と帰してくれた。