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十字路の上で
第1章 誰でもいいから

たっぷりと胸を愛撫した唇が徐々に腹部へと下がり、彰人の手はいつのまにかあたしの太腿を優しく撫で回している。

彰人の右手が膝を押し開き、熱い舌が太腿の内側をゆっくりと中心に向かって動き出した。


「…んっ」


反射的に足を閉じようとするが足の間に彰人がいるのでそれは叶わない。

熱い舌があたしの敏感な場所に辿り着き、じっとりと割れ目をなぞる。
唇を尖らせ、強く押し付け左右に首を振る。


「あぁっ」


思わず腰が浮いて震えた。
その瞬間、お尻を抱えて蕾に吸い付き、溢れる蜜をジュルジュルと舐め回す。


あぁ…

あぁ…


彰人の長い指が溢れる場所を確かめ、少しずつ奥へと押し込まれ、あたしを高めてゆく。


「あぁっ…ん」


1番弱いところはとっくに知られていて、そこを執拗に責められる。


「あぁッ……あン!……んッ……ハァハァ」


1本から2本、3本と指を増やしどんどん溢れでてくる蜜を掻き回し、グチュグチュと卑猥な水音が部屋に響く。


「ははっ、いい音……」


こちらを見下ろし妖艶に笑って、中を掻き回しながら、さらに親指でぷっくり膨れた蕾を擦られる。


「あぁぁァッ…ン!!」


強すぎる刺激にビクビクッと大きく跳ねる体。





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