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十字路の上で
第1章 誰でもいいから

途切れない快感に身体は絶え間なくビクビクと震え、どんどん頭の中が真っ白になる。


そう…
あたしの望み通りに…。


気が付いたら、いつの間にか避妊具をつけた彰人がすっかり脱力したあたしの片足を高く持ち上げている。

そして準備が充分に整ってまだかまだかとヒクついて待っている入口に大きく反り勃った先端を当て、溢れる蜜にゆっくりこすり付ける。


「あぁ…っ」


腰が揺れる。


「真実」

「んん…っ」

「…欲しい?」

「ゃ、ぁっ」

「ほら、言えよ」


ヌチャヌチャと焦らす音。

少し挿れて、引く。


「あぁっ…」

「どうして欲しい?」


さらにもう少し挿れて、引く。


あぁ…


「お願い…」

「なに?」


ねぇ早く…あたしを…


「…壊して」

「…ああ」


ズンッ


一気に奥に突き立てられ、身体中に電流が走る。

始めはじれったいほどゆっくり。

徐々にスピードを上げて…。


「あぁっ…あ…あっ…んン…‼︎」


激しく突き上げられ、抑えることなく声を上げる。

身体のぶつかり合う音が、艶かしく部屋に響き渡る。


「あー…お前の体、ほんとたまんねぇっ…」


膝の下に手を入れて足を持ち上げられ、いいところを的確に何度もこすりながら突かれ強すぎる快感に意識が朦朧とする中、彰人の声が聞こえる。

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