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妄想が膨らんじゃうの♡
第3章 青木マオ

「あ、まゆみ〜!同じクラスじゃん、今年もよろしく」

佐々木凛はストレートのツヤツヤとした髪をかきあげながら、まゆみに向かって笑顔をむける。

「こっちこそよろしく!凛!!」

まゆみは思わず凛に抱きついた。

「まゆみったら、何?あたしが恋しかったの?」

凛は呆れながらも、まゆみの頭をポンポンしながら言う。

凛はまゆみよりも背が高く、スタイルがいい。そして、姉御肌な性格であり、中学から付き合っている凛にお似合いな彼氏様がいる。
その彼氏様で妄想したことがある過去は、まゆみの凛へのトップシークレットである。

「ん、恋しかったー」

「まったく、まゆみったら」

ふふふっと微笑み、凛はまゆみを抱きしめ返す。

まゆみはレズではない。と思う…が、これからどうなるのかまだ未知である。
このときはレズではないので妄想は凛では発動しない。


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