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第3章 調教

『おはようございます。須藤ですが、申し訳無いのですが、風邪を引いたみたいで、頭痛が酷いのでお休みをしたいのですが』

祐子は、流石に寝ないで仕事が出来るほど、学生の時みたいな体力は、もう無かった。

『ありがとうございます。病院へ行って、明日までには治しておきます。失礼します。』

祐子は、職場に電話して、仮病を使った。

『祐子 大丈夫か？』

旦那の隆が心配そうに祐子の額に手を当てて、熱を測る様に、心配して見せた。

昨日からおかしかった祐子の状況に、隆もやはり体調が悪かったんだと、少し安心しながら、祐子に今日は1日ゆっくり休む様に言った。

『今日は、外で夕飯済ませて来るから、ゆっくり寝ていればいいよ』

『ありがとう、ごめんね、心配かけて。』

隆は、朝食も、駅前のハンバーガー屋で済ますと言って、いつもより早めに仕事に出た。

『はぁ 確かに体調は優れないが、単なる寝不足とは流石に言えないな』

祐子は、1人事を呟いて直ぐにベットに入り目を瞑った。