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鬼畜倶楽部
第3章 調教
コーヒーのカップをテーブルに置いて、伊東は、携帯を手に取ると、メールを開き、新たにメールを書き出した。


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ようやく、立場を理解してきたようだな。

あの写真、よく見たかな?

覚えて無いかもしれないが、あんた自分で舌を動かしてたんだぞ。

そして、乳首もクリも、勃起しているのがわかるだろ。

あんなバイブを使っているとは、あんた変態だな。

しかも、今のあんたは、パイパンだ。

旦那が知ったら、どう思うだろうな。

軽蔑するかな、それともあんたの旦那だから、喜ぶかな?

とりあえず、金とサイフをきっちり返してもらってから、写真の話をしようか。

今日の、夜 仕事が終わったら、この番号に電話してこい。

090-1234-・・・・ だ

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伊東は、送信ボタンを押し、祐子が、どんな顔して仕事に行くのか覗いてみる事にした。

伊東は、ベランダに出て外を眺めていた。

祐子の出勤時間は、既に調べていた。

『ん?おかしいな』

伊東は、不思議な顔をして、ベランダからマンションの下を見ていた。

いつも旦那と一緒に出勤するのに、今日は旦那しかいない。

祐子はどうした? 旦那が見えなくなってからも、マンションの下を見ていたが、祐子が出てくる事は無かった。

『あいつ休んだな』

伊東は、携帯を手に取り、仕事場に電話した。

『私だが、今日は予定が入ったから、夜に顔を出す。よろしく』

そう言って、電話を切った。

『祐子1人だな、それならこらから行ってみるか』

独り言を呟きながら、身支度を始めた。
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