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鬼畜倶楽部
第3章 調教

『やはり、この世界は信頼関係が大事だからね。』

『この後、4人で食事でもしながら色々話して、その後に2人で話すといい。』


竜鬼は、初めての経験で夏帆を緊張させないようにと、敢えて自分の愛奴のかおりを連れてきたのだった。

と、同時に伊東の事も少し気に掛けて、2人で伊東のフォローになればと考えていた。


『このホテルの上に、美味い中華があるんだが、夏帆さんは、中華は大丈夫かな?』

竜鬼が、夏帆に尋ねると

『はい、中華は好きです。』

それを聞いて、竜鬼は、夏帆にはバレないようにニヤリとした。


喫茶室を後にして、ホテルのエレベーターに4人は、乗り込み、夜景の綺麗な個室のある、中華のお店に入っていった。

『いらっしゃいませ、竜鬼様 お待ちしておりました。』

竜鬼は、常連なのか、店の店員は、竜鬼の事を知っていた。

『いつもの、個室で宜しいでしようか。』

『頼むよ』

竜鬼は、ここを良く利用していた。

『かおりが、ここのフカヒレが好きでな!』

かおりは、笑顔で照れ臭そうにしていた。

個室に入ると

『中々いい眺めだろ 』

『夜景はもっといいんだぞ』

竜鬼が、自慢げに伊東と夏帆に言った。


『取り敢えず、少しゆっくり話しでもしようか。』

竜鬼が、今日は俺のおごりだから、安心して、食べてくれと、夏帆が他の事に気が行かないように、最初に口にした。


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