この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
鬼畜倶楽部
第3章 調教

『ご注文は如何なさいますか?』

女性店員が、注文を取りに来ていた。

『いつものコースにフカヒレのスープと、紹興酒を』

竜鬼がそこで

『夏帆さん、お酒は飲めるかな?』

『はい、少しなら』

『このコースならワインも合うんだが、若い人は紹興酒よりも、ワインの方がいいだろ』

『はい、ワインなら良く飲むので』

夏帆が少し安心した顔した

『じゃあ、このワインを』

竜鬼が言い終えると、店員が、注文を確認して、部屋を出て行こうとした時に、竜鬼が呼び止めて、店員に耳打ちしていた。


『さてと、夏帆さんまだ緊張しているね。』

『じん、少し自己紹介したらどうかな?』

竜鬼は、伊東に目で合図した。

伊東は、座ったまま、夏帆さんを見ながら、自己紹介を始めた。

名前も職業も何故この世界に足を踏み入れたのか、自分の癖など、緊縛に対しての想いなど、全て正直に夏帆に話をした。

職業も大学生で、夏帆さんよりも歳下である事も、夏帆を真っ直ぐ見ながら自己紹介した。

『まだ、ベテランではないですが、竜鬼さんに恥をかかせない縛りは、出来ると思います』

じんは、あくまでも、したてに真面目な青年を演じた。

夏帆は、ホテルのロビーに来るまでも、ドキドキして初めて生の竜鬼さんに会えると、期待と不安を抱えて、少し期待をしながら来ていた。

それが、学生には見えなかったが、自分よりも明らかに歳下の男性に、初めての緊縛体験を委ねる事が、少し納得できなかった。

竜鬼の手前、顔には出さなかったが、心の中では、この伊東 優を否定していた。


『お待たせしました。』

店員が料理を次々と運んで来て、紹興酒とワインで皆で、今日の出会いに乾杯した。

/107ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ