この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
鬼畜倶楽部
第4章 初体験
『今日は、夏帆さんの全てを見せてもらいます。そして、今日は全身緊縛とルールを決めます。』

夏帆は、照れながら、ルールと言う言葉に頭を傾げた。

『ルール?ですか』

『はい、闇雲に此方の勝手にするのではなく、夏帆さんも、ちゃんと向かい合って貰います。』

夏帆は、まだ理解していなかったが、頷いて、話の続きを聞いた。

伊東は、淡々と今日の内容を説明していった。

まずは、挨拶から始まり、どんな下着を身に付けて来たのかの確認、そして身体の確認など、聞いているだけで、夏帆は想像して興奮していった。

敢えて、想像させる為に、説明しているとは、思いもよらなかった。

そして、最後にNGワードを決めると言った。

『NGワードって何ですか?』

夏帆が尋ねると、伊東は、どうしても、受け入れられない場合の合図と説明した。

『万が一、夏帆さんが、嫌な事や、無理な事を此方がしたら、縛られて身動き出来ない夏帆さんは、拒否出来ませんよね。』

『そうですね』

『そんな時に、使う言葉です。あまり普通には言わない言葉にするといいんですが』

伊東に言われて、普段使わない言葉って?・・・

夏帆は、まだ理解できなかった。

『例えば、いや だめ なんて、普通に出てしまいますよね? 俗に言う、イヤよイヤよも好きのうち みたいな』

『ああ なるほど』

『だから、NOとかSTOPとか英語にしたりするんです。まあ、この世界では、英語では無く、お許し下さい。これを使う事が多いですけど』

『初めてだから、夏帆さんが決めて下さい。』

いきなり言われて、どうしていいか分からなかったが、NOとかSTOPなんて、竜鬼さんのブログや他のサイトなどでは、やはり皆、お許し下さい、と書いてあったので、夏帆もこの世界に足を踏み入れたのだからと、やはり、お許し下さいにしてくれと、決めた。

『わかりました。では、そろそろ部屋へ移動しましょうか?』

伊東はそう言うと、テーブルのコーヒーを飲み干し立ち上がった。

伊東は、歩きながら、喫茶室の奥に座る竜鬼に、目で合図を忘れなかった。

夏帆は、竜鬼がいる事など気付かずに、伊東の後に付いていった。
/107ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ