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シリウスの小説執筆方法論
第2章 子どもに教えるための『作文』の書き方
第三段階『起きた出来事とそのときの心情を書く』

ここまで細かく起きたことを順に書いてきましたが、何か物足りなくないでしょうか?
それは「起きたこと」しか、書いてないからです。
作文とは、もっと端的に言うと「何をして、どう思ったか」を書くことです。
これだけのことをして、感想が最後の「とてもうれしかったです」では、もったいないです。
字数を増やすためにも、もっとその瞬間瞬間に「思ったこと」を書いてみましょう。
では、今までの文に「心情」を付け加えてみます。


≫今日は運動会がありました。
◎今年が小学校最後の運動会です。
≫ぼくは100メートル走に出場しました。
○最後の組です。1コースです。スタートラインに並びました。
◎どきどきして心臓が飛び出そうでした。
○スタートのピストルが鳴りました。
○ぼくは勢いよく飛び出しました。
○半分くらいきたとき、ぼくの前にはミノル君がいました。
◎5年間いつもミノル君が先頭でした。
○あと10メートルくらいでゴールです。
◎「今年こそは負けてたまるか!」ぼくは心の中で叫びました。
○ミノル君と並びました。
○最後の力を振り絞り、目をつぶってゴールしました。
◎どっちが1位なんだろう? 1位の旗を持っている先生を見ました。
○ぼくに1位の小さな旗が渡されました。
◎「やったー!」ぼくは何度も両手を挙げて飛び上がりました。
≫初めて1位になりました。
≫とてもうれしかったです。


◎印の文が「そのときの心情」を表しています。
どうでしょう? 
書いている子どもの「思い」が伝わり「良く書けてるなあ」と好感が持てます。
これで原稿用紙1枚くらいです。
これが小学6年生が書いたものだとしても、これで合格点だと思えます。
これをあともう一種目の競技で同じことを書いたら、原稿用紙2枚は優に超えるでしょう。
でも、ここからもう一段レベルアップを図ってみましょう。
今までの文に、何かを足すと、作文が各段にレベルアップし「上手い!」から「すごい!」に変わります。
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