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シリウスの小説執筆方法論
第5章 語尾の止め方 〜『過去形』と『現在形』〜
語尾の止め方に明確なルール付けをした本に出会ったのは、この本が初めてでした。

樋口裕一『頭がいい人の文章「すぐ書ける」コツ』

氏は文章指導家としては有名な人ですね。
その本のコツの中で、こういうタイトルで語られています。
『過去の話を「現在形」で書くと臨場感がでる!』
少し抜粋してみます。


過去に起こったことを、そのまま「……だった」「……した」と過去形で書くと、読み手はどう受け取るでしょうか。当然のことながら、すでに終わった話だと判断するはずです。今の話ではないと感じることで、臨場感が薄れてしまうのです。
では、現在形で書くとどうでしょうか。
すでに終わったことではなく、まるで目の前で今起こっているかのように感じられるのです。
(中略)
ただ注意すべき点があります。すべてを現在形にしてしまうと、意味が通じなくなってしまうからです。
(中略)
慣れないうちは、次のコツを覚えておくと良いでしょう。


ではそのコツとは……。

①実際の行動を書いた文は過去形のままにする。
②様子を説明する文を現在形にする。
例文として


私は橋を渡った。
橋は白いコンクリートで輝いている。
その向こうに山が見える。


一つ目の文は行動を表しているから過去形。
二文目と三文目は様子を表しているから現在形。

おわかりいただけただろうか?(笑)
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