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そして、花開く
第9章 ~ 8 ~

~◇~

『で?あのメールは何?ザックリし過ぎて、分からないわよ』

黒髪ストレートロングのウィッグをつけ、化粧をしたまま、黒のスリムな革パンツにホワイトシャツという私服を着た清貴は、キッチンの中に居る聡に食って掛かった。

肌を合わせた日から、聡と大樹はめでたく付き合う事になり、幸せな時間を過ごしている。

聡にとっては初めての恋なので、大樹はゆっくりとした聡のペースに合わせてくれていた。
それがまた有り難く、堪らなく幸せだった。

しかし先日あった美容師のコンテストで、準グランプリに輝いた大樹は、今まで以上に忙しくなる予定らしく、一緒に過ごす時間を危惧して、聡に同棲を提案したのだ。

その事も含めて、清貴にメールしたのだが…。


【大樹さんと付き合う事になった。ありがとう。花も好きになれた。大樹さんから一緒に住もうって言われたけど、断ろうと思う。邪魔になるようなら、付き合わない方がいい気もする。また連絡する】


という、かなりザックリしたものだった。

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