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第4章 ～ ３ ～

精悍というに相応しい、バランスの整った顔立ち、通った鼻筋に形の良い口唇。
長身で、髪は少し長めだが良く似合っている。

体型も細すぎず、これで三白眼でなければ完璧なのだが、この目付きによって非常に無愛想に見えた。


『米村大樹と言う。清貴は高校時代の部活の後輩で、清香は保護者みたいなもんだからな。仲良くさせて貰ってる』
『清の先輩…え、部活？！』


清貴の部活と言えば、園芸部だ。

園芸部は人数が少なく、部長、副部長と会計しか居なかった、と清貴から聞いていた。