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そして、花開く
第4章 ~ 3 ~


きっと睨んでいたつもりはないんだろう、この目付きだ。
多分窓の外にいた自分に気付いて、見ていただけだと、この数分の会話で気付いた。


『まぁ、初めて気付かれたな』
『え?』
『いや、何でもない。同じビルで働く者同士、よろしく』
『いえ、こちらこそ。俺は町田  聡と言います。三井姉弟とは幼なじみです』
『自己紹介も済んだし、じゃあ乾杯』


大樹が持っていたグラスを、顔の高さまで持ち上げる。

聡も釣られて同じ動作をしてから、渡されたグラスに口を付けた。
自分好みの、丁度いい濃さ。
きっと大樹も酒好きなのだろう。

もう一口飲むと、カロン、とグラスの中の氷が音を立てた。

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