この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貶女(おとしめ)
第18章 【田舎編】神社での役割
実はこの部屋は便宜上『祈祷室』としているが、対馬は昔ここに子宝祈願や安産祈願に訪れた人妻を連れ込み、催眠術をかけて密かに手込めにしていた。
だが村に妙齢の女がいなくなって久しく、このためだけに若い頃に必死で修得した催眠技術も使い道を無くしていたのだ。
(久しぶりに、腕が鳴るのぅ)
部屋の真ん中に座らせた莉桜の目の前で、新しく火を点けた太めの蝋燭を左右に揺らして催眠状態に陥らせる。
そして手始めに、この神社に来るまでの経緯を語らせてみた。
だが村に妙齢の女がいなくなって久しく、このためだけに若い頃に必死で修得した催眠技術も使い道を無くしていたのだ。
(久しぶりに、腕が鳴るのぅ)
部屋の真ん中に座らせた莉桜の目の前で、新しく火を点けた太めの蝋燭を左右に揺らして催眠状態に陥らせる。
そして手始めに、この神社に来るまでの経緯を語らせてみた。