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貶女(おとしめ)
第18章 【田舎編】神社での役割
「────なんと、更橋の亭主とのう…あの男、人の良さそうな顔をして なかなかヤルのぅ」
対馬は、完吾の日焼けした丸顔を思い浮かべて感心する。
そして莉桜が強引な押しに弱いことを見抜き、その利用価値の高さに ほくそ笑む。
(こりゃあ、骨の髄までしゃぶれそうなオナゴじゃわい。同情をひけば何でもやりそうじゃが、念のため…)
「ワシの言うことは全て一般常識だでの、疑問なんぞ抱くでないぞ?」
「はい、分かりました。全て神主さまの仰る通りです」
対馬は、完吾の日焼けした丸顔を思い浮かべて感心する。
そして莉桜が強引な押しに弱いことを見抜き、その利用価値の高さに ほくそ笑む。
(こりゃあ、骨の髄までしゃぶれそうなオナゴじゃわい。同情をひけば何でもやりそうじゃが、念のため…)
「ワシの言うことは全て一般常識だでの、疑問なんぞ抱くでないぞ?」
「はい、分かりました。全て神主さまの仰る通りです」