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貶女(おとしめ)
第19章 【田舎編】神社で初めての夜
【猿彦 side】
猿彦マサルは、とにかく勉強嫌いのバカで中学卒業すら危ぶまれていた。
そのくせ異性に対する興味だけは一人前、いや異常なくらいで保育園児の頃からスカート捲りでは飽きたらずパンツまで下ろして女の子を泣かせていた。
中学生になると猿彦の行動は更にエスカレートして、女子に抱きついたりキスしたりは日常茶飯事で、頭も要領も悪いから最後まで出来なかったが相手が泣き寝入りしなければ強姦未遂で捕まってもおかしくなかった。
そんな猿彦が入れる高校などあるわけもなく、かといって就職もままならず、困り果てた両親は蜘蛛の糸より細い縁を頼り、神社の下男としてでいいから置いてくれと対馬に泣きついたのである。
猿彦マサルは、とにかく勉強嫌いのバカで中学卒業すら危ぶまれていた。
そのくせ異性に対する興味だけは一人前、いや異常なくらいで保育園児の頃からスカート捲りでは飽きたらずパンツまで下ろして女の子を泣かせていた。
中学生になると猿彦の行動は更にエスカレートして、女子に抱きついたりキスしたりは日常茶飯事で、頭も要領も悪いから最後まで出来なかったが相手が泣き寝入りしなければ強姦未遂で捕まってもおかしくなかった。
そんな猿彦が入れる高校などあるわけもなく、かといって就職もままならず、困り果てた両親は蜘蛛の糸より細い縁を頼り、神社の下男としてでいいから置いてくれと対馬に泣きついたのである。