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貶女(おとしめ)
第2章 【学校編】初カレ
莉桜は帰宅してすぐ、ベッドに寝そべって友人の笑(エミ)にメールした。
『元基君と付き合えることになったよ!さっき手をつないで帰ってきたとこ♪もう幸せすぎて怖いくらい』
ニマニマしながら返信を待っているとメールではなく電話がかかってくる。
──ちょっとこれマジ!?妄想の話じゃなくて?
「失礼ね!本当だってば。あたしも信じられないんだけど、元基君が『いいよ、付き合おう』って…」
──えーッ!ちょっとショックなんですけどー!
「玉砕覚悟でも言ってみるもんだよねぇ」
──なんか悔しいけどオメデト!た、だ、し、明日から覚悟しときなよ…
「な、何の覚悟?」
エミの脅し口調に若干ビビる。
『元基君と付き合えることになったよ!さっき手をつないで帰ってきたとこ♪もう幸せすぎて怖いくらい』
ニマニマしながら返信を待っているとメールではなく電話がかかってくる。
──ちょっとこれマジ!?妄想の話じゃなくて?
「失礼ね!本当だってば。あたしも信じられないんだけど、元基君が『いいよ、付き合おう』って…」
──えーッ!ちょっとショックなんですけどー!
「玉砕覚悟でも言ってみるもんだよねぇ」
──なんか悔しいけどオメデト!た、だ、し、明日から覚悟しときなよ…
「な、何の覚悟?」
エミの脅し口調に若干ビビる。