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貶女(おとしめ)
第8章 【学校編】彼氏と…
「そんな言い方…」

『処女じゃない』という言葉に毒を感じとり、莉桜は傷つく。そういえば、さっきも『経験者なんだから我慢しろ』などと言っていなかっただろうか?

「どんな言い方しようと莉桜が他の男とヤッた事実は変わらないだろ。ねえ、口はいいから身体を動かしなって!」

面倒臭そうに言いながら、元基は莉桜の尻を平手で2、3度叩いた。

「ひッ痛い!ごめんなさい、叩かないで」

莉桜は半泣きで下腹に力を入れ、指示通りに尻を振ってみる。

「うッ…や、やれば出来るじゃん」


(元基君、あたしの初めての相手にヤキモチを妬いてくれてるんだよね…?)

莉桜はそう考えることにして、この場は彼を気持ちよくすることを最優先した────…



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