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真夜中の贈り物
第6章 奴隷秘書の、秘めない秘めごと
 公然わいせつの罪で捕まった凛々香。
 取り締まるべき立場の者がドラッグに溺れ、淫らな行為に及んだ大スキャンダルではあったが、刺激的すぎるため報道は控え目だった。

 しかし、ネットでは未だにそのときの写真などが流布されている。
 削除されても削除されても、忘れた頃には誰かがまた公職者であった頃の凛々香の痴態を、恍惚と絶頂するイキ顔をアップロードするのだ。

 執行猶予はつかず、これ以上ない社会的制裁を受け、親とも縁を切られ……そして、まともな職につけずに八方塞がりとなった凛々香を拾ったのが酒倉だったのだ。

「あっ……あっ……あっ……あっ……イッ……イキます! イクッ! イキますっ……はああっ! ンッ! 酒倉様の第二秘書……美荻野凛々香、指だけでイカされちゃいますっ! イッ……くうぅぅぅぅぅっ!」

 絶対服従の性奴隷秘書。
 それが今の凛々香の立場だった。

 一度絶頂したぐらいでは酒倉は解放してくれない。
 崩れ落ちそうになった凛々香を抱き支え、再びローターを強く押し当てる。

「ヒヒッ……どや……お前は貪欲な女やさかい、これぐらいでは足りひんやろ……ン? ワシぐらいやで、こんな淫乱女を飼うてやるような物好きは……これがワイなりの社会福祉なんやで!」

(クズ!)

 都議に向かって凛々香は心の中で蔑みの言葉を吐く。

(なのに……ああっ……どうしてっ……こんならも嫌なのにっ……憎いのにっ……カラダだけはっ……く、あああっ! か……感じさせられてしまう!)
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