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先生…私を見て。
第3章 高2の5月。
それから雛子は私を優しく抱きしめて、
「沙耶!なんで、泣いてるの⁇」
と聞いてくれた。


私は、言っていいのか迷ったが、雛子なら大丈夫だと思い今さっき起きたことを伝えた。

雛子は、驚きが隠せないようですごい顔をしていたが、それがあまりにも面白くて笑ってしまった。

すると雛子が
「ひどーい沙耶。だけど、よかった、沙耶が笑ってくれて…。で、本題だけど、沙耶は先生のこと好きなの⁇」
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