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だから僕とセフレになりませんか
第1章 出会い
このバーは結構好きだ。
バーテンダーとは碌に話したこともないし、話したいとも思わないけどそれを察してくれている。
そして耳が壊れそうな位大きく流れる音楽。
私の定位置はスピーカーの真横。その都合なんだろうけど。
手に持っていたカクテルグラスが空になり氷がカランと音をさせたのを耳ではなく手の感覚で感じる。
もう一杯飲もう。
バーカウンターに向かおうとすると目の前にやけに綺麗な男がひとり。
背はあまり高くないようだ。そのせいだろうか、目鼻立ちがはっきりしているがどこか幼く見える。
かわいい系、小動物系?そんな感じだ。
少し長めの黒髪。シンプルな服装だが、ファッションに興味のない私でもそれがいいものであることが分かる。
両手にカクテルグラスをもって此方を見ていた。
私に向かって何か話しているが音楽が邪魔をして何も聞こえない。
彼はこの場所から対角にある人がいないバーテーブルの方をみてからまた此方を見て笑う。
多分あっちで話そうと言うことだろう。
普段の私ならいつも無視しているが今日は何故だか彼の誘いに乗った。
バーテンダーとは碌に話したこともないし、話したいとも思わないけどそれを察してくれている。
そして耳が壊れそうな位大きく流れる音楽。
私の定位置はスピーカーの真横。その都合なんだろうけど。
手に持っていたカクテルグラスが空になり氷がカランと音をさせたのを耳ではなく手の感覚で感じる。
もう一杯飲もう。
バーカウンターに向かおうとすると目の前にやけに綺麗な男がひとり。
背はあまり高くないようだ。そのせいだろうか、目鼻立ちがはっきりしているがどこか幼く見える。
かわいい系、小動物系?そんな感じだ。
少し長めの黒髪。シンプルな服装だが、ファッションに興味のない私でもそれがいいものであることが分かる。
両手にカクテルグラスをもって此方を見ていた。
私に向かって何か話しているが音楽が邪魔をして何も聞こえない。
彼はこの場所から対角にある人がいないバーテーブルの方をみてからまた此方を見て笑う。
多分あっちで話そうと言うことだろう。
普段の私ならいつも無視しているが今日は何故だか彼の誘いに乗った。