この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
上野んちの親父が死んだ
第1章

「・・・お願い、もらってよ・・・」
GIジョーは汗で湿ったタンクトップの胸元に食い込んでいた。
上野の細い腕は汗で湿り、濡れた産毛がきらきらと光っていた。
俺は首を横に振った。
「い、いらないって!こんなのくれなくたって俺らずっと友達だろ!?」
それでもなお、GIジョーは俺の胸元にきつく押し当てられ続けた。
上野も首を横に振りながら泣いていた。
「・・・ほ、ほら。住所教えてくれたら遊びに行くしさ。もーすぐバイトの金貯まるからビクスク買うんだよ。遠くても大丈夫だから、絶対遊びに行くよ、な?」
俺はGIジョーを掴んで上野の手から無理矢理取り上げた。
そしてそれを下駄箱の上に置き、嗚咽しつづける上野の肩を何度か撫でた。
GIジョーは汗で湿ったタンクトップの胸元に食い込んでいた。
上野の細い腕は汗で湿り、濡れた産毛がきらきらと光っていた。
俺は首を横に振った。
「い、いらないって!こんなのくれなくたって俺らずっと友達だろ!?」
それでもなお、GIジョーは俺の胸元にきつく押し当てられ続けた。
上野も首を横に振りながら泣いていた。
「・・・ほ、ほら。住所教えてくれたら遊びに行くしさ。もーすぐバイトの金貯まるからビクスク買うんだよ。遠くても大丈夫だから、絶対遊びに行くよ、な?」
俺はGIジョーを掴んで上野の手から無理矢理取り上げた。
そしてそれを下駄箱の上に置き、嗚咽しつづける上野の肩を何度か撫でた。

