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私の中の監獄。
第1章 私のココロ
「かしこまりました」

タッタッタッ

私はママの部屋に行った。

コンコン

「失礼します。ひよりです。」

「入りなさい。」

ガチャ

「さっきの話の続き、しましょうか。」

「えぇ。」

「あんたが私の娘なのになんにもわかってないって言ったわね?説明しなさい。」

私は拳を握った。

「・・・ママは・・・いっつも私より仕事じゃない・・・パパだってそう。。。いつもメイドや執事、じぃやに任せっきり・・・。私のことも。。。小さい頃からろくに会話もなんにもしてくれなかった・・・。それが・・なんでわかるのょ!」

「・・・そうね。全てあなたの言うとおり。でも私はあなたの将来のために仕事をしてるのよ。あの人もそうよ。あなたが将来困らないように仕事をしてるじゃないの。あなたは不自由なく暮らせてるでしょう?」

「・・・将来将来って・・さっきからなんなの!?私の将来は私が決めるの!ママが・・・あんたたちが決めるわけじゃない!」

パぁん!

ママは私の頬を叩いた。

「・・・ったぁ・・・。」

「ここまで不自由なく育ててきたのは誰だと思っているいの!親なんだからあなたの将来は私たちに決める権利があるはずヨ!」

「決める権利・・・?そんなのあるわけないじゃない!いいわ!じゃぁ私は小城の名前を捨ててやる!捨てたら私はもう将来も、全て失う。ママもパパも後継がなくなる・・・さようなら。」

「えっ!?何考えて・・・・」

バンッ!

私は勢いよく家を飛び出した。
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