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甘い風
第10章 戸惑い
「翔、ここ!」
二人を見つけたタケルは手を挙げる

「あ、あれ、タケル。隣の女子はモナ。二人とも幼なじみ」

ボブが似合う美形の少年と色白で茶髪の可愛い女の子を目にし
「そうなんだ。やっぱり私、場違いじゃない?」

「何食べる?」

「んー、わっ、オムライスのデミグラスだって。これかなぁー。どれが美味しい?」

「おすすめはカレー」

「翔は何食べる?」

「桜子オムライス食べるなら、俺カレーにするから味見して」

「いいね!そうしよう!」

カツカツコツコツ
「よ、タケル、モナ」

「こんにちは」
挨拶をする桜子

「初めまして!モナです」

「どーも、こんにちは、タケルでーす」

「彼女。桜子。食べよっ」

「うん。あ、美味しい、久々の学食やっぱり緊張するなぁ」

「桜子さん、凄い美人!」

「ありがと、モナちゃん」

「うん、想像つかなかった。翔がこんなカッコイイ人連れて来ると思わなかった」

「あはは、タケルくんもありがと。楽しそうね、大学生活」

「桜子は楽しくなかったの?」

「私は一匹狼で誰ともつるまなかったから」

「カレーも食べてみて」

「うん。こっちも美味しい」

「交換する?」

「ううん、ありがと、いいよ、オムライス久しぶりだし」

「翔ちゃんが彼女できた、一緒に住むって言ってて、凄い驚いたんですよっ」

「何で驚いたの?モナちゃん」

「翔ちゃんが彼女作るなんて想像出来なかったから」

「そうなんだ」

「あ、今度家に遊びに行っていいっすか?」

「いいよね?翔」

「桜子がいいって言ってくれれば、俺はいいよ」

「いつでも二人とも来てね。何もないけど」

「あ、その指環、もしかして翔ちゃんの?」
モナがニコリとしながら左手を眺めている

「うん、翔にもらったよ」

「翔ちゃん、彼女がモテるからって心配してたんですよっ」

「なんだよ、モナ、余計なこと言うなよ」

「いいじゃん、これだけ綺麗な人だったら心配にもなる気持ちわかるっ」

「うふふ、ありがと。」

「食べ終わったら送ってくから」

「うん、ありがとう」

「何で翔と付き合ったんですか?」

「なんだよ、タケル」

「男らしくかっこよくて、可愛くてスマートで面白いから、かなぁ。美味しかったー、ご馳走さま」

「じゃ、送ってくる、またな」

翔は桜子に手を差し出した
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