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甘い風
第12章 揺れる
「…イク…桜子…っ…」

「…っ…っん…ああぁ…しょう…」

二人は共に快感の頂へ

汗を帯びた二人はそのままベッドへ抱き合いながら沈み込む

…はぁ…はぁ…はぁ…
…はぁ…はぁ…

荒々しい息は次第に穏やかさを取り戻して
翔は桜子と自身の愛液を綺麗に拭う

横になり静かに抱き合う二人

彼は彼女の髪を整えるように撫で
彼女もまた彼の前髪をかきあげる

互いが互いを想い指先を絡める

「翔、ありがとう」

「ん?どうした?」

「幸せだから」

「俺も」

「うん。私ね、今翔に逢えて良かったと思う」

「ん?」

「過去があるから今を大切にできるし大切だと思える」

「うん」

「こうして素直になれる私の身体も自分で愛しく思えるようになってきたの」

「うん、良かった」
彼女の額に優しいキス

「翔の身体も私の身体もお互いのパーツの一部なんだって思えるようになったの」
絡めた指先を彼女の口元へ引き寄せ
甘く口付ける

「桜子、ありがとう」

「うん、おやすみ」

「おやすみ」

チュッと静寂に響かせ
二人は深い眠りに落ちていった
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