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甘い風
第4章 二人オチル

激しく舌を絡ませ
抱きしめる腕の強さが増していった
静まりかえった廊下には
吸い付きあい絡めあう唇と舌の音
漏れる吐息
...ピチュ...
....あぁ...
...ん~ふ...
唐突に桜子は唇を放し
「ねぇ、ねぇ」
恍惚の表情のままの翔
パチリと目を見開いた桜子は見上げ
「ねぇ、シャワー浴びないの?」
「馬鹿、お前のシャワー浴びてんだろ?」
(なんなの、この余裕?やってやる、翔をとことんまでオトしてやる)
翔の上唇に噛みついた
「馬鹿じゃねーの?」
言葉にならない翔の声
上唇を
甘く噛む
舌先で下唇を沿うように舐めながら
「ねぇ、私明日も仕事だから、早く眠らせて」
そんな一言で
苛つく翔
「何?俺と一緒にいても満たされないわけ?」
「まだ...わからない...」
と首を伸ばしながら唇を奪う桜子
「ねぇ、翔くん、見上げ過ぎて首が痛くなっちゃった」
...長いフローリングの廊下で...
はっ、と
気付いた翔は
抱いた腕から力を抜き
支えを失った桜子は壁に背を
預け
翔の視界から更におちゆく桜子
横たわろうとする桜子をそのままフワリと持ち上げる
「ベッドルームはどこだ?」
優しく低い声で囁く
目を閉じたまま
「突き当たり」
無言のまま一歩一歩進み
抱き抱えたままドアを開ける
オフホワイトのダブルベッドに彼女をそっと降ろし
上からそっと口づける
「天使と悪魔が葛藤してるの」囁く桜子
「全部天使だから大丈夫」
本心を見透かしたように翔はこたえ桜子の横に身体を投げ出す
長い腕を彼女に絡ませ彼女の耳たぶをゆっくりと
舐め甘く噛み
「安心しろ」
甘い刺激を感じた桜子は
...はぁん...
翔の止まらぬ攻撃を止めるように首をまわし
その唇を塞いだ
優しく上唇を噛み吸い付き
濡れた舌を開いた歯の間に滑り混ませ
それに応える翔も舌を震わせ絡みつける
...ピチャッ...チャッ...
「...ぁ...ぁん...っ…怖いのよ...怖いの」
「何が?」
「...」
「安心しろよ、何もかも天使の仕業」
そう言い終えた翔は仰向けになり
瞳を閉じた
横で寝息をたてる彼女を感じながら
眠りに落ちた
抱きしめる腕の強さが増していった
静まりかえった廊下には
吸い付きあい絡めあう唇と舌の音
漏れる吐息
...ピチュ...
....あぁ...
...ん~ふ...
唐突に桜子は唇を放し
「ねぇ、ねぇ」
恍惚の表情のままの翔
パチリと目を見開いた桜子は見上げ
「ねぇ、シャワー浴びないの?」
「馬鹿、お前のシャワー浴びてんだろ?」
(なんなの、この余裕?やってやる、翔をとことんまでオトしてやる)
翔の上唇に噛みついた
「馬鹿じゃねーの?」
言葉にならない翔の声
上唇を
甘く噛む
舌先で下唇を沿うように舐めながら
「ねぇ、私明日も仕事だから、早く眠らせて」
そんな一言で
苛つく翔
「何?俺と一緒にいても満たされないわけ?」
「まだ...わからない...」
と首を伸ばしながら唇を奪う桜子
「ねぇ、翔くん、見上げ過ぎて首が痛くなっちゃった」
...長いフローリングの廊下で...
はっ、と
気付いた翔は
抱いた腕から力を抜き
支えを失った桜子は壁に背を
預け
翔の視界から更におちゆく桜子
横たわろうとする桜子をそのままフワリと持ち上げる
「ベッドルームはどこだ?」
優しく低い声で囁く
目を閉じたまま
「突き当たり」
無言のまま一歩一歩進み
抱き抱えたままドアを開ける
オフホワイトのダブルベッドに彼女をそっと降ろし
上からそっと口づける
「天使と悪魔が葛藤してるの」囁く桜子
「全部天使だから大丈夫」
本心を見透かしたように翔はこたえ桜子の横に身体を投げ出す
長い腕を彼女に絡ませ彼女の耳たぶをゆっくりと
舐め甘く噛み
「安心しろ」
甘い刺激を感じた桜子は
...はぁん...
翔の止まらぬ攻撃を止めるように首をまわし
その唇を塞いだ
優しく上唇を噛み吸い付き
濡れた舌を開いた歯の間に滑り混ませ
それに応える翔も舌を震わせ絡みつける
...ピチャッ...チャッ...
「...ぁ...ぁん...っ…怖いのよ...怖いの」
「何が?」
「...」
「安心しろよ、何もかも天使の仕業」
そう言い終えた翔は仰向けになり
瞳を閉じた
横で寝息をたてる彼女を感じながら
眠りに落ちた

