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甘い風
第8章 熱

「一時間は余裕があるか。Hでも行くかな」
授業を終えた翔はモナに話しかける
「確かにハズレはないね。翔ちゃんママもよくHの指環してるよね」
「オヤジの趣味だからな、お袋に買ってくるの。良いものをよく見て目を肥やせって高校時代もよく連れて行かれた」
「本当翔ちゃんパパって凄いよねぇ」
「俺もああなりたいとは思うよ」
「指環探し頑張ってねー!」
「さんきゅ!またな!」
コンコンと2つのヘルメットを鳴らしながら
バイクへと急いだ
ドクドク音を響かせて
街中を颯爽と走り
目的の店へ到着
上品なドアマンが「いらっしゃいませ」と出迎える
彼は臆することなく店内へと
「木了様、いらっしゃいませ。」
「シンプルでダイヤモンド、プラチナで、身長160で細身の女性に似合う指環いくつか見せてください。」
「御予算は?」
「100万くらいまでで。時間があまりないので、早めにお願いします。」
「かしこまりました。こちらのお部屋でお待ちください。」
VIPルームへと通され3分程待っていると
「五点お持ちいたしました。こちらはいかがでしょうか?」
「ありがとうございます。拝見させていただきます。」
彼女を思い浮かべ、波打つ細身の土台にダイヤがギッシリ並んだ指環を手にとり
「こちらをお願いします。このデザイン、後でサイズ直しできますか?今日持ち帰ります。」
「はい、承ります。かしこまりました。お支払はいかがいたしますか?」
「カードでお願いします。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
会計を済ませ店を出る
店員から渡された小さな紙袋を鞄にしまい
(桜子、喜んでくれるかなぁ)
期待に胸を膨らませ翔は会社へと向かった
「おはようございます!」
元気に桜子は出社し
自分のデスクにつく
(んー、午後から翔が来るのかぁ。ドキドキする。さ、仕事しよ。)
PCを開き今日のデスク仕事の優先順位をつけ
サクサクと片付けていく
「桜子さん、お昼一緒に行きません?」
昼休み時間に里優に誘われ
「うん、これ済んだら一緒に行こう。食べるの考えといて」
「はぁい、待ってまぁす」
自席へ戻り仕度する里優に向かって
「里優ちゃん、桜子さんと一緒にご飯行くの?僕もいいかな?」
桜子の一つ年下の後輩の野沢
「私はいいですけど、桜子さんに伺ってください」
授業を終えた翔はモナに話しかける
「確かにハズレはないね。翔ちゃんママもよくHの指環してるよね」
「オヤジの趣味だからな、お袋に買ってくるの。良いものをよく見て目を肥やせって高校時代もよく連れて行かれた」
「本当翔ちゃんパパって凄いよねぇ」
「俺もああなりたいとは思うよ」
「指環探し頑張ってねー!」
「さんきゅ!またな!」
コンコンと2つのヘルメットを鳴らしながら
バイクへと急いだ
ドクドク音を響かせて
街中を颯爽と走り
目的の店へ到着
上品なドアマンが「いらっしゃいませ」と出迎える
彼は臆することなく店内へと
「木了様、いらっしゃいませ。」
「シンプルでダイヤモンド、プラチナで、身長160で細身の女性に似合う指環いくつか見せてください。」
「御予算は?」
「100万くらいまでで。時間があまりないので、早めにお願いします。」
「かしこまりました。こちらのお部屋でお待ちください。」
VIPルームへと通され3分程待っていると
「五点お持ちいたしました。こちらはいかがでしょうか?」
「ありがとうございます。拝見させていただきます。」
彼女を思い浮かべ、波打つ細身の土台にダイヤがギッシリ並んだ指環を手にとり
「こちらをお願いします。このデザイン、後でサイズ直しできますか?今日持ち帰ります。」
「はい、承ります。かしこまりました。お支払はいかがいたしますか?」
「カードでお願いします。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
会計を済ませ店を出る
店員から渡された小さな紙袋を鞄にしまい
(桜子、喜んでくれるかなぁ)
期待に胸を膨らませ翔は会社へと向かった
「おはようございます!」
元気に桜子は出社し
自分のデスクにつく
(んー、午後から翔が来るのかぁ。ドキドキする。さ、仕事しよ。)
PCを開き今日のデスク仕事の優先順位をつけ
サクサクと片付けていく
「桜子さん、お昼一緒に行きません?」
昼休み時間に里優に誘われ
「うん、これ済んだら一緒に行こう。食べるの考えといて」
「はぁい、待ってまぁす」
自席へ戻り仕度する里優に向かって
「里優ちゃん、桜子さんと一緒にご飯行くの?僕もいいかな?」
桜子の一つ年下の後輩の野沢
「私はいいですけど、桜子さんに伺ってください」

