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甘い風
第8章 熱

廊下でトイレから出てくる桜子を待つ翔
「あっ、翔どしたの?」
目を丸くして驚いている桜子
「今日さ、メットお前のも持ってきた」
ニッコリしながら
「バイク?どうしよう。私、スカートよ」
「そのくらいのタイトさなら大丈夫でしょ」
「どこに停めてるの?」
「すぐ近く」
「そう」
いきなりキスをしてくる翔にむかって
驚き顔で
「どしたの?」
「したかったの、会社で」
ニヤリと笑みを浮かべる翔
カツカツと歩く桜子
「後でたくさんできるでしょ?」
そう言った矢先に
「桜子さん、何がたくさんできるの?」
廊下をこちらへ向かっている野沢が彼女に尋ねる
「仕事の話よ」
サラリと桜子
後ろを歩く翔
「ふーん」
とトイレに野沢は消えた
「じゃ後で」
いたずらっ子みたいに企み顔で笑顔を向ける翔
それぞれデスクにて
(ビックリしたー!もー、急にー。)
(驚いた顔可愛いかったなぁ。野沢って、前に何回か桜子に飯誘ってたよなぁ。)
カタカタと仕事は進みあっという間に就業時間
桜子は立ち上がり帰り仕度を済ませ
「お疲れ様です!お先でーす」
その様子を見て翔は慌てて仕度をする
「お疲れ様です。お先に失礼します。」
走っていく翔を里優は眺めながら
(デートって言ってたなぁ、学生はいいなぁ、楽しそうで。さ、私も帰ろうっと)
立ち上がり
「お疲れ様でした!お先に失礼します。」
「里優ちゃん、来週金曜ね!」
と後ろから野沢に声をかけられた
「あ、そうですね、大丈夫です。お疲れ様でした。」
オフィスの外へ出てフラフラしている桜子を見つけた翔は彼女に駆け寄り
「お前、もうちょっとゆっくり歩いてくれればいいのに」
「身長の割りに足が長いから仕方ないじゃない」
ニヤリと笑う
「速度と長さ関係ないって」
「あるある」
「こっちに停めてあるよ」
「バイクに乗れるかなぁ、このスカート」
オフィスの外へ出た里優は
(あれ?桜子さんと翔くんじゃないかなぁ。)
目にしたものの特に気にするでもなく駅へと向かった
オフィス近くの駐車場
「これ、このバイク、俺の」
「へぇ、綺麗なフォルムね」
「はい、メット」
「うん、ありがとう」
「はい、俺の鞄も持って。乗って」
バイクを支え彼女の手を取る翔
「やだ、下着見えちゃいそう」
「俺以外見せるな」
「あっ、翔どしたの?」
目を丸くして驚いている桜子
「今日さ、メットお前のも持ってきた」
ニッコリしながら
「バイク?どうしよう。私、スカートよ」
「そのくらいのタイトさなら大丈夫でしょ」
「どこに停めてるの?」
「すぐ近く」
「そう」
いきなりキスをしてくる翔にむかって
驚き顔で
「どしたの?」
「したかったの、会社で」
ニヤリと笑みを浮かべる翔
カツカツと歩く桜子
「後でたくさんできるでしょ?」
そう言った矢先に
「桜子さん、何がたくさんできるの?」
廊下をこちらへ向かっている野沢が彼女に尋ねる
「仕事の話よ」
サラリと桜子
後ろを歩く翔
「ふーん」
とトイレに野沢は消えた
「じゃ後で」
いたずらっ子みたいに企み顔で笑顔を向ける翔
それぞれデスクにて
(ビックリしたー!もー、急にー。)
(驚いた顔可愛いかったなぁ。野沢って、前に何回か桜子に飯誘ってたよなぁ。)
カタカタと仕事は進みあっという間に就業時間
桜子は立ち上がり帰り仕度を済ませ
「お疲れ様です!お先でーす」
その様子を見て翔は慌てて仕度をする
「お疲れ様です。お先に失礼します。」
走っていく翔を里優は眺めながら
(デートって言ってたなぁ、学生はいいなぁ、楽しそうで。さ、私も帰ろうっと)
立ち上がり
「お疲れ様でした!お先に失礼します。」
「里優ちゃん、来週金曜ね!」
と後ろから野沢に声をかけられた
「あ、そうですね、大丈夫です。お疲れ様でした。」
オフィスの外へ出てフラフラしている桜子を見つけた翔は彼女に駆け寄り
「お前、もうちょっとゆっくり歩いてくれればいいのに」
「身長の割りに足が長いから仕方ないじゃない」
ニヤリと笑う
「速度と長さ関係ないって」
「あるある」
「こっちに停めてあるよ」
「バイクに乗れるかなぁ、このスカート」
オフィスの外へ出た里優は
(あれ?桜子さんと翔くんじゃないかなぁ。)
目にしたものの特に気にするでもなく駅へと向かった
オフィス近くの駐車場
「これ、このバイク、俺の」
「へぇ、綺麗なフォルムね」
「はい、メット」
「うん、ありがとう」
「はい、俺の鞄も持って。乗って」
バイクを支え彼女の手を取る翔
「やだ、下着見えちゃいそう」
「俺以外見せるな」

