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100日目の『結婚』
第3章 もうやめて
その夜私は部屋にいた。

コンコン

「音色~?光輝くんから電話よ?」

「・・・わかった。」

私は子機を受け取った。

「もしもし。。。」

《あっ!浅倉さん!?お前どうしたんだよ!急に走り出して・・・。》

「関係ないよ。用件がないなら切るね。」

《待て待て待て!》

「何よ・・・。」

《・・・お前、知紗と何かあったのか?》

「関係ない。つーか音色か朝倉さん。どっちかにしてよ。」

《じゃぁ音色。お前何があったんだ?》

「五年の時のことだけど。。。」

私は今までの事を全て話した。

私と知紗は仲良かった。あの事件が起こるまでは。

小学五年生の時私は男子にからかわれていた。

でも私は別にそいつのことがスキってわけではなかった。

「ねぇ・・音色。私。。。ユー君のことがスキなの・・。」

「マジで!?応援するよ!」

私は知紗の手を握った。

でも私に突然の告白があった。

「・・・浅倉。オレおまえのことがスキなんだ・・・付き合ってくれる?」

私は突然に言われて固まった。

でもガタっと音がした。

その方に振り向くと知紗がいた。

知紗は涙を目に浮かべていた。

「・・・音色・・・ひどいよ・・・。私の気持ち知ってて・・」

そう言って知紗は走って行った。

「ごめんなさい・・・。高坂。」

私は頭を下げた。

「なんでだよ?」

「知紗を裏切れない・・・。私は・・・知紗の気持ちを知ってるから、、、付き合えないの・・・。」

「・・オレが笹川をスキになればいいのか?」

「・・・ううん知紗の気持ちに答えて欲しいの。でもありがとう。告白してくれて。バイバイ。」

でも次の日はが私の机に「裏切り者」

と書かれ次の日にはエスカレートしていた。

私は机に書かれることは怖くない。

でもみんなから・・女子みんなからの視線が・・・怖い・・・。

もう・・・いたくない・・・ここから早く消えてしまいたい・・・。


《そんなことがあったんだ・・。ゴメンな気づいてやれなくて・・。》

「ううん。上杉くんは違うクラスだったから。もう切るねばいばい。」

私は電話を切った。
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