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100日目の『結婚』
第2章 知紗と私と光輝。
―――音色視点――――

「あ、、飛行機雲」

いつぶりだろうか。

一人で飛行機雲を見上げたのは。。。

ガチャ

急に屋上のドアが開いた。

授業中なのに誰かサボリにでも来たんだろうか・・・。

「見つけた。音色ッ」

「・・・上杉くん・・・・」

目の前には息の上がった上杉くんが来た。

「何してんの?今授業中じゃないの?」

「そうだな。オレも仮病でサボリに来た。」

「ふぅん。」

「で?お前は?」

「私?飛行機雲を見てるの。」

私はまた空を見上げた。

「無断欠席でか?」

「うん。だって今、あんたの隣に居たくないんだもん。」

私はくるりと一周回った。

「なぁ。」

「ん?」

「保育園と幼稚園の時さよくプロレスごっこしなかったか?」

「あぁ、良くして私がいっつも買ってたよね。」

「バカ力のお前に勝てっこなかったけど・・・今はどうかな」

「今?私は負けるよ。」

「なんで?」

「身長も握力も腕力も手の大きさも全部抜かされちゃったし?」

「・・・じゃぁ今、やってみる?」

「は?」

そう言って上杉くんは私を押し倒し両手を抑えた。

「離して・・・。」

私は言った。

でも上杉くんは離してくれなかった。

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