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君へ贈る愛の唄
第6章 ♪高鳴る

気がつけば、もうこんな時間だった。

「そろそろ帰らなきゃ」


「彩音、今日は来てくれてありがとう。すごく楽しかった」

「あ、あのね律子、私」

一瞬喉まで出かかっていた。
律子は私の言葉が詰まったのを、何か感じ取ったのだろうか。


「ほんとは他に何か言いたいこと、あったんじゃないの?」

友達は鋭い。
なにもかも、見透かされてるようだ。

「ううん、なんでもないの」

「彩音。自分の心に正直に生きるのよ。一度きりの人生なんだから」

「っ…律子」

ーーーー

ゴトン、ゴトン…

帰りの電車の中。
私は流れる風景をぼーっと見ていた。

どうしよう。

どうしよう。

私、どうしたらいいいの?


辛い恋をしていた。

誰にも言えない、

許されない想いだった……。
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