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おなとも!
第3章

私は自分からホワムーに「ケツを見せてくれ」と頼んだにも関わらず、ホワムーがそれを快諾した上に「今から俺んちに来い」と誘ってきた件に関して激しく動揺した。
招待事由が“オナニーのネタを提供してもらう”ことだということは些か処女の女子として・・・いや、そもそも人としてどうなのか?という素朴な疑問があるとはいえ、今はそんな細かいことに構っている場合ではない。
まさか私の人生に、男子の自宅に招待される機会が訪れるとは・・・!
些か感慨深い気持ちになっていると校門の手前でホワムーが振り向き、実ににこやかな笑顔を口元に浮かべて私を手招きした。
本来の理由とはややベクトルのずれた胸のドキドキを抱えながらホワムーの近くまで歩を進めると、ホワムーのでかい身体のうしろに黒塗りのクラウン的な見るからに高級そうな車が停まっていることに気付いた。
目を丸くする私にホワムーはギザギザの歯を終始見せつけながら助手席のドアを開け、そして腰を屈めて運転席のほうへ向かい叫んだ。
「じいや!この子も乗せていいかぁ!?俺の友達になる子かも知れないんだぁ!」
たじろいでいる私をよそにホワムーは今度は後部座席のドアを開けると、半ば押し込むような形で私を車内へ乗り込ませた。
「は!?え!?じいやって!?」
目を丸くする私にホワムーは相変わらず口元しか見えていない顔で言った。
「俺の運転手さんだよぉ!ほら、早く乗れってぇ!」
倒れ込むようにして後部座席の真ん中へ座る。
なんなんだ、この花輪クン的なノリは・・・!?
本日何度目の驚愕なのだろうと考えながら顔を上げると、バックミラー越しに私と同じく“驚愕”の二文字がよく似合う表情を浮かべているじいやの顔が目に入った。
招待事由が“オナニーのネタを提供してもらう”ことだということは些か処女の女子として・・・いや、そもそも人としてどうなのか?という素朴な疑問があるとはいえ、今はそんな細かいことに構っている場合ではない。
まさか私の人生に、男子の自宅に招待される機会が訪れるとは・・・!
些か感慨深い気持ちになっていると校門の手前でホワムーが振り向き、実ににこやかな笑顔を口元に浮かべて私を手招きした。
本来の理由とはややベクトルのずれた胸のドキドキを抱えながらホワムーの近くまで歩を進めると、ホワムーのでかい身体のうしろに黒塗りのクラウン的な見るからに高級そうな車が停まっていることに気付いた。
目を丸くする私にホワムーはギザギザの歯を終始見せつけながら助手席のドアを開け、そして腰を屈めて運転席のほうへ向かい叫んだ。
「じいや!この子も乗せていいかぁ!?俺の友達になる子かも知れないんだぁ!」
たじろいでいる私をよそにホワムーは今度は後部座席のドアを開けると、半ば押し込むような形で私を車内へ乗り込ませた。
「は!?え!?じいやって!?」
目を丸くする私にホワムーは相変わらず口元しか見えていない顔で言った。
「俺の運転手さんだよぉ!ほら、早く乗れってぇ!」
倒れ込むようにして後部座席の真ん中へ座る。
なんなんだ、この花輪クン的なノリは・・・!?
本日何度目の驚愕なのだろうと考えながら顔を上げると、バックミラー越しに私と同じく“驚愕”の二文字がよく似合う表情を浮かべているじいやの顔が目に入った。

