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おなとも!
第3章

驚いたことに、日本庭園の中に聳え立つ屋敷は日本家屋でなく、わりと新しそうなごくスタンダードな豪邸スタイルの洋風邸宅であった。
もはやなんという種類の外壁なのかすら分からない茶色い外壁に、どでかい窓がたくさんある。
恐らく二階建てなのだろうが、でかすぎて視界に収まりきらないので詳細は不明だ。
かくしてようやく辿り付いた玄関扉に鍵を差し込んだホワムーの背中に、私はゼェハア言いながら素朴な疑問をぶつけた。
「ちょ、オカモト君。オカモト君のお父ちゃまって一体なんの会社をしてるの?」
するとホワムーは黙って振り向き、私を見下ろすと例の如く首を傾げつつしれっと言い放った。
「えぇ?なんのってぇ・・・表向きは製鋼だけど、ホントは武器ってとこかなぁ」
もはやなんという種類の外壁なのかすら分からない茶色い外壁に、どでかい窓がたくさんある。
恐らく二階建てなのだろうが、でかすぎて視界に収まりきらないので詳細は不明だ。
かくしてようやく辿り付いた玄関扉に鍵を差し込んだホワムーの背中に、私はゼェハア言いながら素朴な疑問をぶつけた。
「ちょ、オカモト君。オカモト君のお父ちゃまって一体なんの会社をしてるの?」
するとホワムーは黙って振り向き、私を見下ろすと例の如く首を傾げつつしれっと言い放った。
「えぇ?なんのってぇ・・・表向きは製鋼だけど、ホントは武器ってとこかなぁ」

