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愛の儀式/私を調教(おと)してください
第2章 玩具調教

 「み、美穂は──美穂は……」

チンポが大好きです────
スマートフォンに向かって小さく呟く。
 
「聞こえないよ」
謙二の声が部屋に響く。微かに残っていた理性が粉々に砕けた気がした。
「美穂はチンポが大好きなのっ、欲しくて欲しくてたまらないの────」
 言い終えたあと快感で身体が震えた。
信じられない、最低────私……本当にやらしい女。

 「よく言えたね、偉いよ美穂───。ご褒美だ、赤いバイブを手に持って。両手で握り顔の前に差し出すんだ」

 うん、とうなずき、赤いバイブを手に取る。
言われるがまま両手で握り、ベッドの上で膝をくずす。
胸の高まりを抑えられない。
早く、早くこれが欲しい─────

「バイブの横に舌を這わせて……ゆっくり、ゆっくりと舐めなさい」

 薄く目を閉じ、バイブを舐める。
ひんやりとした感触が舌に伝わる。
なのに身体が熱くなる。

「舌を突き出して……たっぷりと舐めるんだよ。美穂の大好きなチンポなんだからね」
「まだ咥えたら駄目だよ。横も……先端も、たくさん舐めなさい」
「もっと音を立てて……そう、やらしいよ美穂。本当にチンポが大好きなんだね」

 ぴちゃぴちゃと音をたて、夢中でバイブを舐める。
バイブを握る指に私の唾液がタラタラと絡み付く。
「ああっ……」
声が漏れる。乳房と下半身がジンジンと疼く。
触って、早く触って、と私の指を誘っている。

 「わかってるよ、もう欲しくなったんだよね。いいよ、チンポを口に咥えてごらん」

 はい、と答え、怖ず怖ずとバイブの先端を口に含む。
頭を軽く動かし、自分で自分の口を犯す。
たっぷりと濡れたバイブが私の口をこじ開ける。
すごく気持ちいい─────────

 

 
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