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第1章 被虐性愛

その手があたしの着ている服に掛かり、あっという間に服を脱がされる。


上半身下着姿になったあたしの胸を、ブラの上から揉みしだいていく。


もどかしいざわざわとした快感が、身体を駆け巡る。


「……ぁっ」


小さく声を出したあたしを先輩がフッと笑い、背中に回した片手で、器用にブラを外す。


あたしのこと、昔は純粋だったとか言ったくせに。
先輩だって、そんなスキルどこで身に付けたの……。


露わになった胸に顔を近付け、その突起を口に含み、舌で転がす。


「……あぁっ…んあっ」


時折吸い付いたり、甘噛みしたり。


先輩の舌遣いが、あたしに様々な快感をもたらしていく。


「これだけじゃ、まだわかんねぇ」


そう言いながら胸から口を離し、舌を身体に這わせながら、徐々に下へと下りていった。