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透明な鎖
第2章 秘事
蓮が手にしたそれは、この部屋に備え付けられている、電マ……。
蓮はその刺激を強くすると、少し振動音の高くなったそれを、身に付けたままのあたしの下着の中に入れた。
「あぁぁああっ!」
その瞬間、電マの耐え難い刺激が電流のように身体を走る。
後手に縛られた所為で腰が浮き、刺激がより強く伝わってくる。
「あっ……あっだめええぇ……っ」
「俺、シャワー浴びてくるから。そのまま待ってろ」
蓮がそう言いながらあたしから離れていく。
「やだっ……やだああぁぁっ、まって…おねがっ」
「ちゃんと俺に聞こえるように喘げよ」
あたしの言葉には耳を貸さず、蓮は意地悪い笑みを浮かべて、部屋から出て行った。
快感の波は、すぐそこまで迫っている。
蓮が出てくるまでどのくらい時間がかかるのかわからない。
こんな状態で放置されたら、壊れてしまう……。
「……やあぁぁぁああっ!イクうううぅぅうっ」
一人残された部屋の中で、あたしは一度目の絶頂を迎えた。