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本日もエロ日和なり
第10章 その10
「帳尻合わないと思ったらまた君かよ!
数円でもダメなんだよ?
ゼロ1個多いのは気付くよ普通は!もう、本当に!」
パイプ椅子に座って腕を組んで怒っているため怖い。

けど、
自分のせい。自分の責任………
そう思ったら泣けてきた。

「あー。泣けば許されるとか思ってない?
あのねぇ、仕事ってそういうモノじゃないから。反省して、繰り返さないこと!泣いてもダメ」

涙を拭くが、止めどなく流れてくる。

「すみま、せんっ……く」

1人居残り説教されてるだけで『ダメ人間』のレッテルを感じて、
泣いちゃダメなのに泣いてしまう。


「どうす、ればっ、良いですか……」


「明日から必ず直すこと!出来ないなら辞めてもらう」有無を言わさずという断言。


あたしはショックのあまり「じゃあ……ご迷惑かけちゃったのでっ、せめて…………」
と服を脱ぐ。

「ちょちょちょ待て!
そんなコトしなくていいからっ」慌てて制止するが、あたしは「嫌です、これでケジメつけますから」
とシャツのボタンを外しジーンズも下げた。
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